後立山連峰を縦走(第三日目) (2010/8/29)
公開日:
:
後立山連峰
【第三日目、行きは良い良い帰りは遠い♪】
3時前に目が覚めた。前日夜から降り始めた雷雨は止んでいた。
お湯を沸かし、今日の昼食用のちらし寿司アルファ米を作る。
作った残りのお湯でコーヒーを作り、カロリーメイトで朝食を済ませた。
テントの外へ出てみると、綺麗な星空だった。
既にテント場の半数以上の人は起きだして出発準備を行っていた。
3日目の今日の予定は、猿倉までの下りのロングラン・コースだ。標準CTは約6時間30分。
歩く時間が長いだけでなく、バスの発車時間(12:30)に間に合わせなければならない。
これに乗り遅れた場合、バスの次便(最終)は14:45だが、長岡に今日中に帰るには遅すぎる。
それにもし、万一最終に乗り遅れたら、どこかでもう一泊しなければならない。
濡れたテントを撤収し、4:30に出発。ヘッデンを付けて道を照らしながら歩き出す。
5:02 信州側の夜明け前の空(中央やや左に小さく富士山らしき山が見えます)

稜線まででたところで丁度ご来光に出会う。
僕の家族と従業員について、いつまでも続く平安と繁栄を祈った。
昨日来たルートを引き返し、白馬鑓温泉へ向かう。今日はこのルートを1,500Mほど下降する。
途中、鎖場が2ヶ所あった。
難易度は中位(?)なので、それほど怖くはないのだが、脇の小さな沢のせいで岩や靴底が濡れます。
このため天候は晴れていてもステップが滑りやすい。
足場として鉄製ハシゴが岩に貼り付けてあるけど、鉄の棒が滑るので注意が必要だった。
ここまで標準CT2:30のところを2:00位で降りてこられた。
これで油断してしまい、最後で慌てることになる。
ここの温泉は源泉掛け流しだ。今度ゆっくり来たい。
杓子沢の雪渓に降りていくときは、上流から下流まで広い範囲でガレ場地帯となっており、落石の危険が高い。
また、雪渓もいつまで強度を保っているのか不安になってくる。もう秋に近いし、初夏に比べれば大分溶けたと思う。
雪渓そのものも、太陽の光で溶けてはまた固まることを繰り返し、氷化しています。
アイゼンなしではいつスリップするかも知れず、ちょっと緊張した。
途中から小さな男の子と若いお父さんと何回かすれ違い、その度に少し会話する。
男の子は小学2,3年位か?
始めのうちは元気良く下っていたけれど、途中で動かなくなってしまったようです。
追い越してしばらくすると、後ろのほうで別の女性登山者の驚いたような悲鳴と笑い声が聞こえる。
やがて、男の子を抱っこしたまま、若いお父さんがかなり早いペースで駆け下りてきた。すごいパワーだ。
テント泊装備の大きいザックも背負っているんだけど。
最後の区間で勘違いし、残り下降高度を300Mほど少なく計算していたことに気付く。
やばい。このままのペースだと多分間に合わない(汗)
私の場合ストックを使うとペースが遅くなってしまうので、ストックをザックにしまうことにする。
急げ~~~
駆け下りた。不思議と膝痛は起きなかった。自分でもまだこんなにスピードアップできることに驚いた。
ハアハア。なんとか予定通り、30分前に到着できた。
例の子供はかき氷食べていた。
猿倉→白馬駅までのバス料金は980円。
初日の栂池高原ゴンドラではザックの重さが15Kgを超えていて、別料金が必要だったけど、このバスのときはそういうのは無かった。
これから栂池高原までバスに乗り、車を回収しに行かなければならない。
白馬駅では、14:10分発栂池高原行きバスが8/22で終わっていて、私と中年ご夫婦とタクシー相乗りで栂池高原まで行った。
タクシー料金は3,000円で、人数で割って一人1,000円。
タクシーの中では、いろいろ楽しい話ができて、ちょっと楽しいひとときだった。
昼食に用意したちらし寿司アルファ米は、とうとう手を付けることはなかった。
【終わり】
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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