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GWの唐松岳 (2012/5/6)

公開日: : 最終更新日:2014/09/26 後立山連峰

今回のGWは私の登った日に残念な遭難事故が起きてしまいました。
遭難された方々とそのご遺族の方々につきましては、こころよりお悔やみ申し上げます。
私もいつ同じような状況にならないとも限りません。気を付けて登っていきたいと思います。

場 所:唐松岳(2,696M)
日 時:H24/5/4~5
コース
5/4)ゴンドラリフト~八方尾根~唐松岳頂上山荘(テント泊)
5/5)唐松岳頂上山荘~唐松岳~唐松岳頂上山荘~八方尾根~ゴンドラリフト

今回の山行計画は八方尾根→唐松岳→五竜岳→遠見尾根の二泊三日コースでした。
ところが2日目(5/5)の早朝出発時点では強い強風となり、また視界がないことから五竜岳方向は断念し八方尾根を下山したものです。

山に行くのは実に一年振りです。
GWに唐松岳に行くのは3年連続となり、毎年の恒例になってしまった感じです。

5/4 8:58 桜が咲いている旅館民宿街OLYMPUS DIGITAL CAMERA

長岡市の自宅を6:00に出発し、8:30位に八方尾根スキー場に着きました。
この辺りは丁度桜が咲いています。

5/4 10:15 遠見尾根
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ゴンドラとリフトを乗り継いで八方池山荘着いた時点ではまだ天気が良くて、青空も垣間見えました。

5/4 11:04 後立山連峰
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今回のザックの重さはピッケルとアイゼンを付けて、約18.5Kgです。

この程度なら雪山テント泊二泊三日なら軽いほうだと思います。
今回行動食として、ピーナッツチョコを休憩の度に多めに採るようにしたところ、前回ほどバテバテにならずに登って行けました。

登り始めてからしばらくするとすぐに青空は消え、強風が吹き荒れ、所何処雨となりました。
雪はずぶずぶでしたので、アイゼンなしで唐松岳頂上山荘まで行けたかも知れません。
(でも気温が低下した朝の唐松岳はガチガチの雪ですので、アイゼンとピッケルが必要です)

気温は温度計を見ていないのですが、雪でなく雨が降っていることから約0~3、4℃程度と思われます。
前年ほど寒くはない感じ(前回は山荘到着時で-4℃)ですが、雨に濡れているところへ体感15~20mほどの風が吹き荒れているのが辛いです。

頂上付近についた3時位からは雪も混じってきました。

5/4 14:57 唐松頂上山荘到着
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こんな強い風でも既にテントが3張ほど設営されていました。
テント場まで行って風を確認したところ、なんとかなりそうでしたので、やはり素泊まりせずテント泊にします。
山荘で手続きをしているとき、山荘ご主人に明日の五竜方向行きを相談したところ、トレースは消えているでしょうから実力で行ってください、とにこやかに言われました。
そりゃそうですよね、他人のトレースを期待してちゃダメですよね。(やっぱり?)

テント場に戻り、テント周囲に雪の防風壁をスコップで積み上げ、テント設営完了。

今回、テント内で不手際をやらかしてしまいました。

最初にテント内をかなり濡らしてしまったこと。(シートを使ってなんとかしのいだ)
コッヘルで雪を溶かして水を作っているときにコッヘルを倒してしまったのです。

また、寒くてストーブを付けっぱなしにしていたら、シュラフの一部に火が当たってしまい、シュラフに小さな穴が数個開いてしまったこと。(テーピングテープで応急補修)

終始強い風が吹いていて、テントには雨か霙の打ちつける音が朝までしてました。

5/4 18:31 野菜炒め
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山荘からビールを2本買ってきて、ずぶ濡れウェアを着たまま、とりあえず一本目を飲み干す。うまい!
次は食事の準備だが、まったりと料理する気分ではないです。

でも食べない訳にもいかないので、予定通り野菜炒めを作る。
ニンジンの皮をナイフで切り取り、適当に拍子切りする。ピーマンは種を取って刻む。
キャベツも適当に切ります。

フライパンに油を敷き、ニンジン、ピーマンを炒めて、スパム缶詰の半分を投入。最後にキャベツ。
続いて鶏がら粉末と塩、胡椒を振って出来上がり。家で作るのと比べるとずいぶんテキトーに作る。
こんなにずぶ濡れになる状況など想像していなかったし、半ばヤケクソ気味です。
味はまあまあ。家で作る野菜炒めには及ばないけど、一応野菜炒めの味にはなってる。
だけど、相変わらずスパム缶詰って塩辛いな。

ビールと野菜炒め+寿司飯アルファ米で夕食完了。

その後は焼酎も少し持ってきたけど、まったり飲む気分になれない。
ストーブを付けて濡れた衣類をなるべく乾かすようにしたが、持参したガス缶が一個しかなく心細い。もう一つ余分に持ってくるべきだった。
レインウェアは着たまま乾かした。

ストーブを消すとかなり寒い。
シュラフに入って寝たり起きたりを繰り返したけど、熟睡はできなかった。

翌日起きて天候を確認したところ、あいかわらずガスガス状態で視界は数メートル程度。風も強い。雨は止んでいた。
気温はマイナス7度で、テント外のスコップやピッケルは凍っている。
このとき、撤退を決断しました。

しばらくして、唐松岳には行かないつもりだったけど、他の宿泊客が行き始めたので、自分も登頂しておこうという気になりました。

今回で3度目なので無理していかなくてもいいのだけれど、やはり行けるなら行ったほうがいい。
頂上で写真撮影を頼まれたので、気持ち良く応じた。そしたら、自分も撮ってくれた。

展望はガスガスで何も見えないけれど、やはり登頂しただけでも達成感はありますね。

5/5 9:00 唐松岳頂上にて
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ガスに包まれて下山開始すると、直にガスが晴れてきた。
昨日、山荘主人が明日は回復すると言っていたが、その通りとなった。

ちょっとくやしい気がするけど、自分にはまだ五竜岳に行くだけの実力は無いのだと思う。
この場合の実力の意味するところは、ガスに包まれていても安全に一人だけで行ける、ということです。
ガスが晴れていれば多分行けたと思いますが。

5/5 9:52 下山する八方尾根
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5/5 10:09 五竜岳
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5/5 10:12 不帰キレット
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5/5 11:37 鹿島槍ヶ岳
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他のパーティが尻セードで楽しく下っていたので、自分も尻セードで滑る。楽しい。
前年は速度出しすぎて失敗したけど、ピッケルで速度をコントロールするのが安全に滑るコツなのだと気付く。

下山は景色を楽しみながら、まったりと歩きました。

 

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  • Author:シュン
    谷川岳や越後の山々を登っています。たまに北アルプスにも行きます。
    出身地:新潟県長岡市
    性別:男

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